令和4年6月19日(日)第24回通常総代会が無事終了いたしました。
当日参加者13名、書面議決書59名 合計72名の出席がりました。
第1号議案から第6号議案まで賛成多数で可決されました。
最後に「第24回 通常総代会決議(アピール文)」が採択されました。
第1号議案 2021年度活動報告と決算承認の件
満場一致で可決 (反対0人 保留0人 賛成71人)
第2号議案 2022年度活動方針と予算決定の件
満場一致で可決 (反対0人 保留0人 賛成71人)
第3号議案 役員選任の件
満場一致で可決 (反対0人 保留0人 賛成71人)
第4号議案 役員報酬限度額決定の件
賛成多数で可決 (反対1人 保留0人 賛成70人)
第5号議案 議案決議効力発生の件
満場一致で可決 (反対0人 保留0人 賛成71人)
第24回 通常総代会決議(アピール文)
〈協同組合の原点に立ち、新たな事業運動の発展をめざします〉
組合員の皆さん
宮城高齢協は再建・再生に向けて少しずつではありますが、安定した道を歩み続けております。しかし、続くコロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻など外部的な要因により国民全体が不安を抱える経済状況の中、まだまだ油断出来ない状況です。
小規模多機能型居宅介護事業所「いろり庵こぶし」では、長期化するコロナ禍対策と地域に開かれた施設をめざして、職員が一丸となり取り組んできました。まだまだ安定した経営にはなっておりませんが、利用者とその家族、関係者、職員が共に感動する場面を作りながら事業改善を継続していきます。
泉中央老人福祉センターは、仙台市から5期目の委託事業を受託し、元気な高齢者の力を地域で発揮出来るような基礎作りを開始し、事業や運動につなげていきます。高齢協らしい新たな施策で、利用する皆さんに喜ばれる施設運営にしていきます。
各地域の事業所は、組合員の力量に合わせた活動を継続展開しております。その中で、ひなたぼっこ石巻では販売事業と介護予防活動に取り組んでいきます。
昨年度は、二つの組合員の声を聴く活動に取り組みました。一つは組合員アンケートです。回収枚数は144枚で、「講座・学習会に参加したいが会場が遠い」「一人暮らしの明るい将来を期待したい」と具体的な意見を記載いただき、宮城高齢協に対する期待を多く感じました。もう一つの活動は県内6個所会場で開催の「地域懇談会」です。参加者総計40名のみなさんから貴重なご意見をいただきました。組合員の声を聴く活動の結果は理事会としても重要な活動と考え、継続して取り組みます。
東日本大震災からすでに11年が過ぎました。自然災害はいつどのように発生するのかわかりません。安心して住み続けられる地域社会を実現する取り組みを強めなければなりません。まずは、自然災害による原発事故の二次被害、とりわけ原発再稼働の阻止、ウクライナ侵攻をやめさせること、日本国憲法を守る運動など、世界の平和を願う取り組みにしっかり目と耳を向けて、声をあげていくことも大切です。平和であることが原点であり日常の生活がおだやかに送れる、そんな喜びをいつまでも感じていたいものです。
宮城高齢協組合員の皆さん、改めて協同組合の原点に立ち、宮城高齢協の社会的役割と命と暮しを守る運動に取り組み、さまざな団体や人々と世代を超えた連帯により地域コミュニティを構築し「仕事・福祉・生きがいの場作り」、共同の力で「平和で持続可能な社会をめざし」、ひとりひとりの個性を活かして「自分らしく支え合い、共に生きる地域の実現」に向けて一歩を踏み出していきましょう。
以上決議します。(2022年6月19日)